2012年2月8日水曜日

砂防えん堤で小水力発電 全国初、小国で説明会 山形

-----山形新聞、2012/02/07

------小水力発電ニュース------
  国土交通省飯豊山系砂防事務所は、砂防ダムからの落下水を生かした全国初の小水力発電設備を開発し、設置場所の小国町荒沢で7日、説明会を開いた。東日本大震災に伴う電力事情を受け、砂防設備を生かした発電を目指し企画。電気は流域監視用カメラの電源としている。同事務所は「電線を引くのに多額の投資が必要となる山間部でも安く、手軽に発電できる。実証例を全国に広めたい」と話している。

  発電機を設置したのは町中心部から約10キロ離れた樋ノ沢第1号砂防えん堤(幅約30メートル、高さ約10メートル)。水車(幅約50センチ)はダム上部から約4メートル下にある水路のくぼみに設けた。壁面を伝って落下する流水が水車の羽に当たって回転し、電気を起こす仕組み。

  発電設備は1月27日に完成。この日の説明会では、・・・

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http://yamagata-np.jp/news/201202/07/kj_2012020700302.php