2012年2月28日火曜日
小水力発電の理解深める
------小水力発電ニュース------
自然エネルギーへの関心が高まる中、農業用水を活用した「小水力発電」への知識を深めようというセミナーが金沢市で開かれました。「小水力発電」は、出力が1000キロワット以下の小規模な水力発電のことで、このセミナーはことし7月から自然エネルギーを利用して発電した電気を電力会社が一定の価格で買い取ることを定めた制度が始まるのを前に県が開きました。
金沢市広坂の「しいのき迎賓館」で行われたセミナーには、自治体の担当者や農業用水を扱う土地改良区の関係者などおよそ100人が参加しました。
セミナーでは県立大学の瀧本裕士准教授が講演し、県内の小水力発電の事例を紹介するとともに、水力発電は規模が小さいと発電の効率が悪くなる傾向があるので今後、小規模でも効率的に発電できるように技術開発をすすめたいと話しました。
また、能美市宮竹町の農業用水に設置されている小水力発電の「上郷発電所」を運営する土地改良区の担当者が発電所の出力状況や課題などを説明しました。
県農林水産部の山下悟志経営対策課長は「県内には現在小水力発電を行っているところが3か所ありますが、他にも発電能力のある場所があると思うので、今後も調査を行っていきたい」と話していました。
URL
http://www3.nhk.or.jp/error/error.html
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