2011年10月27日木曜日

石徹白の小水力発電脚光 取り組み3年、全国から見学者/

-----岐阜新聞、2011/10/25

------小水力発電ニュース------
「らせん型水車2号機」を見学する参加者
=郡上市白鳥町石徹白
   福島第1原発事故の教訓から再生可能エネルギーへの期待が高まる中、注目を集めている小水力発電。2008(平成20)年から農業用水を活用した小水力発電に取り組む郡上市白鳥町石徹白地区では現在、3基が稼働しており、週末になると全国から見学者が次々と訪れている。

   石徹白は福井県との県境に位置し、白山連峰の南にある標高700メートルの集落。過疎化が進む中、豊かな水を地域活性化に生かそうと、地元のNPOやすらぎの里いとしろが、岐阜市のNPOと協働で小水力発電を導入。実験をしながら改良を加え、関市の橋りょうメーカーが装置の開発をしている。

   小水力発電は装置が小さいため、少ない水流で発電可能。現在稼働中の直径90センチ、長さ3メートルの「らせん型水車2号機」は、豪雪地帯の石徹白で2年以上連続運転しており、NPO事務所の電気をまかなう。また今年3月、農産物加工所隣に設置した「上掛け水車」も順調に運転を続けており、最大出力2.7キロワットを記録した。

   小水力発電への関心は高まりを見せており、昨年は全国から約500人が視察した。今年も・・・・

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20111025/201110251140_15273.shtml