・-----毎日新聞、2011/10/25
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小水力発電ニュース------
農業用水路など小規模な水力を利用した小水力発電に関する知識を深めてもらおうと、24日、秋田市中通2のカレッジプラザで「新エネルギーセミナー」(あきた新エネルギー研究会主催)が開かれた。大学や企業の研究者や自治体職員など約80人が出席。全国小水力利用推進協議会の前田典秀理事の講演に熱心に聞き入った。
前田理事は、高低差のほとんどない農業用水路で発電に取り組んでいる山形県遊佐町など各地の事例を紹介。環境省の調査結果を引用し、県内の河川でも計約54万キロワットの小水力を導入できるとする試算を示した。
前田理事は「農業用水路はエネルギーを運ぶ水路。秋田にも開発されていないところが多く残っている」として、小水力発電の開発の可能性を指摘した。【小林洋子】
転載元
http://mainichi.jp/area/akita/news/20111025ddlk05040026000c.html