2011年7月22日金曜日

小水力発電:関西広域連合、推進へ 「適地多く成長可能」

-----毎日jp、2011/07/21

------小水力発電ニュース------

京都新聞より転載
関西広域連合(連合長=井戸敏三兵庫県知事)は、原発代替エネルギーの一つとして、出力1000キロワット以下の「小水力発電」の導入を進める方 針を固めた。落差がわずかの水路や小川などにも設置可能で適地が多いと見込まれるため、大規模太陽光発電所「メガソーラー」に続き、新たな電力供給源に成 長する可能性があると判断した。広域連合内に設置した新エネルギーの勉強会で具体化を検討する。
小水力発電は、直径数メートルの水車を擁する出力数百キロワット単位の大規模なものから、出力1キロワット以下の極小なものまで多様な種類があり、山地も降水も多い日本では、数千~数万カ所の適地があると言われている。
課題はコストで、兵庫県は農業用水路やため池など6カ所に出力10~20キロワットの小さい発電機の設置を検討しているが、1台数千万円の事業費を償還するのに200年以上かかるケースもある。農業用水などの利用には水利権の調整も必要だ。
しかし、2府5県の足並みがそろえば、発電機の大量発注などでコスト削減が可能で、水利権の問題も特区制度活用などの規制緩和でクリアできる見込みがあるという。

つづき
http://mainichi.jp/kansai/news/20110721ddn041020013000c.html