2011年8月17日水曜日

ダム放流水で小規模型発電 大分県が導入へ調査

-----日本経済新聞、2011/08/15

------小水力発電ニュース------
  大分県は今年度、河川環境維持のためにダムから常時放流している水を利用したマイクロ発電の導入に向けた調査を始める。発電量は小さいが、県内の再生可能エネルギーの利用拡大になることから、調査で採算がとれると判断できれば、2013年度にも着工する。
  対象となるのは大分市と竹田市にまたがる芹川ダム。同ダムでは河川環境を維持するため毎秒0.354トンの水を常時放流しており、この維持流量を利用した水力発電の可能性を調査する。
  最大出力は100キロワット程度になる見込みで、ダム下流にある芹川第1発電所の1%弱にとどまる。ただ、一般的なダムの発電が通常は昼間だけ稼働し、ダム水位の変動の影響も受けるのに対し、1日24時間、年間を通じて安定した発電が期待できる。

つづき
http://s.nikkei.com/oQeiBA