2013年6月28日金曜日

奈良県、小水力発電の導入調査を支援 経費の50%を補助

・-----環境ビジネス、2013/06/24

------小水力発電ニュース------
奈良県は、地域振興に役立つ小水力発電の普及を促進するため、小水力発電導入に向けた導入可能性調査にかかる経費の一部を補助する。補助する事業の公募を開始した。
補助対象事業は地域振興を目的とした奈良県内における小水力発電導入可能性調査。補助対象者は市町村、法人その他団体。
補助対象経費は、
  1. 機器・設備費:調査に必要な機器・設備の借用及び外部施設等の利用に係る経費
  2. 委託費:調査・分析・報告等に要する経費
  3. その他の経費:旅費、文献調査費等知事が調査に必要と認めるもの
補助率は補助対象経費の50%以内(上限額200万円)。
 応募締め切りは8月16日(金)。内容を審査の上、9月上旬頃に結果を通知する。
 奈良県では、県内には小水力発電として利用可能な資源が存在しているものの、導入までに多くの課題があると説明。そこで今回、本補助事業を実施することとした。
 同県では平成25年度奈良県エネルギー関連予算として、平成24年度比で約2.5倍となる4億7,028万円を計上。「多様な再生可能エネルギー等 の普及拡大」をエネルギービジョンとする事業において、小水力発電関連として、本事業(平成25年度当初予算623万円)のほか、国の制度を活用し農業用 施設の敷地や農業用水を活用した発電施設の整備・導入検討への支援事業(同1億2,750万円)、御所浄水場に小水力発電設備を設置するための実施設計 (1000万円)を盛り込んでいる。
※転載元
http://www.kankyo-business.jp/news/005118.php