2013年6月3日月曜日

水路の落差で小水力発電を行う「中信平小水力発電所」完成のお知らせ 長野県

・-----世界の水事情、2013/06/01

------小水力発電ニュース------
 2013年5月23日、農林水産省中信平二期農業水利事務所が松本市梓川上野で建設を進めていた「中信平小水力発電所」が完成したことが発表された。(参照:富山県 小水力発電計画導入へ


  同発電所の本格稼働は7月からとなり、最大で478キロワット、平均205キロワットの発電出漁で、年間発電量は一般家庭950世帯分の年間消費量にあたる340万キロワット時が想定されている。
  
 地区の幹線農業用水路である梓川左岸幹線沿いにタンク式の取水口を設けて水を取り込み、最大で7.3メートルの落差がある発電室との落差を利用して発電機のプロペラを回し、電気を生み出すシステムが採用されている。できた電気は、中部電力に売ることによって利益を農業水利施設の維持管理費にあて、地元農家の管理負担金を軽減させる予定になっている。

転載元
http://water-news.info/4260.html