2013年6月3日月曜日

鹿児島銀行とDBJが鹿児島県の小水力発電事業に融資を実施

・-----世界の水事情、2013/06/01

------小水力発電ニュース------
2013年5月13日、鹿児島銀行DBJ(日本政策投資銀行)は鹿児島県肝付郡にある船間小水力発電所の建設に融資を行うことを発表した。
(参照:福島県が小水力発電導入に最大600万円の補助金を)
 馬口川(ばくちがわ)にある220メートルの落差を利用した同発電所の出力は995kW、予想年間発電量は630万kWhで、事業開始は2014年7月が予定されている。FIT(固定価格買取制度)に基づく再生可能エネルギーの導入は太陽光発電事業を中心に全国的に展開されているが、小水力発電に関しては事業化された導入実績が少ないという難点がこれまではあった。

 今回の事業は九州発電および県内有力企業が連携し、全国に先駆けて実現化したもので、発電された電気は法令で定められた価格・機関で電力会社などが買い取ることが義務づけられている。