2013年2月27日水曜日

浜松市、小水力やバイオマス発電導入を支援

・-----日本経済新聞、2013/02/26

------小水力発電ニュース------
 浜松市は太陽光以外の再生可能エネルギーを活用した発電設備を導入する企業への支援制度を設ける。小水力やバイオマスなどを活用した発電に取り組むための事業可能性調査の費用を最大100万円補助する。太陽光に比べて普及が遅れている新エネルギー関連の導入を促す。
 対象となるのは河川や農業用水を生かした水力発電のほか、下水汚泥や生ごみを活用した発電などの再生可能エネルギー。IT技術で電力需給を効率的に制御するスマートグリッド(次世代送電網)の導入も支援対象とする。
 4月から募集を始め、調査にかかった費用の3分の1を上限に支援する。応募が多かった場合は予算を増額して対応する方針だ。
 浜松市内では国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度開始以降、メガソーラー(大規模太陽光発電所)などの建設が広がっている。ただ、太陽光以外の再生可能エネルギーによる発電は設備導入に時間や費用がかかることもあって普及が遅れている。市は「支援を通じて多様なエネルギーの導入につなげたい」としている。


転載元
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO52165400W3A220C1L61000/