2013年2月6日水曜日

シーベルインターナショナル、小水力発電でIPP参入

・-----日刊工業新聞、2013/01/08

------小水力発電ニュース------
 シーベルインターナショナル(東京都千代田区、海野裕二社長、03・5822・2275)は、自社の小水力発電システムを使い、卸発電事業(IPP)に参入する。14年3月期に10機を国内に設置し、100キロワット規模で事業を始める計画。発電した電力を特定規模電気事業者(PPS)や電力会社に売電する。
 同事業で2014年3月期に5000万円、3年以内に年間2億5000万円の売り上げを目指す。発電システムは随時増設し、3年後には事業規模を500キロワットに引き上げる考え。
 発電システムの建設地については、山梨、長野、福島、富山、静岡などの各県を候補地に調査している。「発送電分離が実現すれば、直接一般の需要へ電力を供給する小売事業への参入も視野に入れる。付加価値の高いグリーン電力として一般にも訴求したい」(海野社長)とする。

転載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820130108cabo.html