・-----NHK、2012/03/15
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小水力発電ニュース------
南木曽町と国土交通省は、小規模な水の流れを利用して電気を起こす「小水力発電」の実証実験を、町内にある砂防ダムの水を使って共同で行うことになり、協定書に調印しました。
南木曽町役場で行われた調印式には、南木曽町長と、砂防ダムを管理する国土交通省多治見砂防国道事務所の所長が出席し、協定書に署名しました。
小水力発電は、水路などで引いてきた水でタービンを回して発電する方式です。
今回の実証実験では、新たに作る水路などを使って砂防ダムの取水口からおよそ20メートルの落差を設け、この落差を利用して水の力で小型発電機を動かし発電します。
砂防ダムの水には土砂が含まれているため、実験では、取水口や水路に土砂がたまらないようにする方法などを検討し有効性を検証します。
今後、水路や小型発電機を設置する建物の工事などが行われ、実証実験は、早ければ来年4月からスタートするということです。
国土交通省によりますと砂防ダムの水を使った小水力発電の実証実験を自治体と共同で行うのはこれが初めてだということです。
転載元
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013343142.html