・-----NHK、2012/03/23
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小水力発電ニュース------
農業用水の小さな段差を利用して発電する小水力発電の実験が、宇都宮市で始まりました。
この実験は、農業用水が多い地域の特性を生かして再生可能なエネルギーの活用を進めようと、栃木県が23日から始めました。
落差がおよそ1.8メートルある農業用水路には小型の発電機が設置され、県の担当者などが、発電の状況や、近くに設置した電灯にどれだけの電力を送っているかを確認していました。
県によりますと、用水路の水が多い時期には最大で2.5キロワット発電でき、一般家庭のおよそ5軒分の電力を賄えるということです。
栃木県では、過疎化の影響でガソリンスタンドの減少が問題になっているため、発電した電力は農業用の電気トラックや電動のトラクターなどに利用する計画です。
栃木県農村振興課の濱田勉主査は「まだまだ小水力発電にふさわしい場所がたくさんあるので、今後普及させ、各地で電気の地産地消を行っていきたい」と話しています。
つづき(リンク先に動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120323/k10013932631000.html