・-----毎日新聞、2012/09/17
------小水力発電ニュース------
◇許可手続き簡素化へ法改正も
東京電力福島第1原発事故以来、再生可能エネルギーに注目が集まっている。その一つが川や用水路などで
行う小規模な水力発電「小水力発電」だ。富山県は3000メートル級の北アルプスから駆け下りる急流や毛細血管のように張り巡らされた農業用水があり、こ
れらの地理的特長を生かして、官民を挙げて小水力発電の可能性を探っている。発電所設置に関して国は規制緩和を検討するなど、状況は「追い風」だ。県内で
の取り組みや課題をまとめた。【大森治幸】
◆県営の発電所、きょう運転開始
チューリップの産地として有名な同県砺波市。ここに17日から運転を始める「庄発電所」がある。農業用水を利用した県営発電所としては2カ所目だ。
年間供給電力量は1287メガワット時。一般家庭約295軒が1年間に使用する電力量に当たる。石油火力発電に換算すると、940トンの二酸化炭素を削減できる計算だ・・・
つづき
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20120917ddlk16040305000c.html