・-----厚木市 2012/11/18
------小水力発電ニュース------
環境に優しいまちづくりを進めようと神奈川県厚木市は18日、マイクロ水力発電設備を七沢地区に設置しました。発電した電力はLED(発光ダイオード)掲示板の点灯に活用され、不法投棄の防止を呼び掛けます。
水力発電設備の導入は、市が進める再生可能エネルギー政策の一環。ハイキングに訪れる観光客などが多い広沢寺前七沢観光協会駐車場に設置することで、再生可能エネルギーの活用を広くPRする狙いもあります。
設置した発電設備は、目の前を流れる七沢川から引き入れた農業用水をクレソン田へ放流する際の1.5メートルほどの落差を利用して発電する仕組みです。水が管を垂直に流れ落ちる際に発生する渦の力を利用し、発電機のプロペラを回転。最大で毎時200ワットの発電能力があり、この仕組みの発電設備は県内初となります。
同日開かれた始動式には、小林常良市長や地元関係者らが出席。あいさつや設備の概要説明後、小林市長や七沢観光協会の福澤義隆会長ら4人が水を止めていた仕切り板を外しました。発電機が作動しLED掲示板に「ようこそ七沢へ 厚木市・七沢観光協会 不法投棄禁止 厚木市」の文字が点灯すると、出席者から拍手が上がりました。
つづき
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/wadai/machi/d023058.html