2012年12月4日火曜日

水力発電所の余剰水力で小水力発電

・-----スマートジャパン 2012年11月29日

------小水力発電ニュース------
 釜房ダムは治水、かんがい、水道供給、水力発電など、多様な役割を果たしているダムだ。仙台市など宮城県市街の水がめとして大きな役割を果たしており、仙台市の水道事情を左右するダムだ。
 小水力発電には、ダムの下流にある2つの水力発電所に流す水を利用する。釜房ダムの下流には東北電力の釜房発電所と碁石川発電所があり、釜房発電所はダムから水の供給を受けて発電し、碁石川発電所は釜房発電所から流れ込む水を利用して発電している。

 しかし、碁石川発電所は釜房発電所から流れ込む水すべては受け入れられない。それぞれの発電所の1秒当たりの水流量は釜房発電所が6トンで、碁石川発電所が4.17トン。従来は釜房発電所から碁石川発電所に水を流す前に、余る水(1秒当たり1.83トン)を捨てていた。この水を小水力発電に利用する。

つづき http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1211/29/news022.html