------小水力発電ニュース------
同社によると、企業や個人が株主になり、3月、資本金800万円で法人登記。NPO法人「くまもと温暖化対策センター」が事務局となり、本社は同村内に置いた。
発電用の水は、水路を管理する久木野村土地改良区に使用料を支払い、農業用水路から取る。約40メートルの高低差を利用し、延長930メートルの圧力管内を通した水で最大出力198キロ・ワットのタービンを回す。
総事業費は3億6100万円で、7月、発電所建屋などを着工する。売電により年間約4600万円の売り上げを見込む。県は、施設の基本設計料400万円を負担した。
近く、一般の出資者を募集する。小口出資者への配当は金銭ではなく、村特産のそばなど農産品とすることも検討している。
長野敏也村長は会見で、「再生可能エネルギーへの関心が高まるなか、小水力発電が行われることは村の活性化につながる。全面的に協力したい」と述べた。
転載元
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20130423-OYT8T01440.htm