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電気新聞、2013/04/23
------小水力発電ニュース------
東北電力グループの東北発電工業(東発、仙台市、加藤博社長)など5社で構成される企業連合体は、宮城県企業局が募集した小水力発電事業で最優秀企画提案者に選ばれた。近く県と協定を結び、事業者として正式決定する。計画出力は232キロワットで、総事業費は約1億7千万円。仙台市郊外に設置し、早ければ2014年4月に運転を始める。東発が主体となって発電事業を行うのは今回が初めて。
事業運営に当たっては同社が代表構成員を務める企業連合体「アクアパワー茂庭」(仮称)を設立し、企業グループから東星興業(仙台市、斉藤秀男社長)、東北自然エネルギー開発(仙台市、佐久間洋社長)が参画。3社で計約8割を出資する。
小水力発電設備は仙台市太白区茂庭の「高区調整池」に設け、県南部の南部山浄水場(白石市)との高低差を利用して発電する。県から借り受けた土地を利用するため、事業期間は20年間。
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※電気新聞本紙より抜粋