2013年3月6日水曜日

330キロワットの河川維持流量発電所 宮崎県椎葉村で運開/九州電力

・-----電気新聞、2013/03/04

------小水力発電ニュース------
九州電力は1日、宮崎県椎葉村で建設を進めていた上椎葉維持流量発電所の営業運転を同日開始したと発表した。同発電所は水資源の有効活用を図るため、未利用エネルギーであるダムからの河川維持流量を利用している。最大出力は330キロワットで、年間の発電電力量は一般家庭約600世帯が1年間に使用する電力量に相当する約240万キロワット時を想定している。
 同発電所は2011年8月に着工。先月末から行っていた使用前自主検査を1日に終了したため、営業運転を開始した。耳川水系耳川の上椎葉ダムからの河川維持流量を最大毎秒0・52立方メートル取水し、有効落差81・40メートルにより発電を行う。
紙面より一部抜粋