2013年3月27日水曜日

落差1.3メートルで10kWを発電、80年前に造った農業用水路

・-----スマートジャパン、2013/03/22

------小水力発電ニュース------
 神奈川県の西部を流れる「文命用水」は80年前の1932年に造られた農業用水路だ。この用水路の水門に小型の水車を設置して10kWの小水力発電が始まった。落差がわずか1.3メートルの水流を有効に生かすため、流入と流出の両方のエネルギーで回転する水車を採用した。[石田雅也,スマートジャパン]

 「文命用水」で始まった小水力発電は神奈川県内で初めて、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の設備として認定された。神奈川県が推進中の「かながわスマートエネルギー構想」の一環で取り組んでいるプロジェクトで、2014年3月まで実証実験を続ける。
 発電機を設置した場所は文命用水の水門の部分で、発電に生かせる水流の有効落差は1.3メートルである。この水門を流れる毎秒1.3立方メートル の水量で10kWの発電を可能にした。年間の発電量は3万5000kWhを見込み、一般家庭で10世帯分の電力使用量に相当する・・・
つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1303/22/news028.html