2013年3月20日水曜日

愛知県、羽布ダムで小水力発電-13年度のエネ政策

・-----日刊工業新聞、2013/03/19

------小水力発電ニュース------
 【名古屋】愛知県は18日、地域資源を活用してエネルギーの多様化を図る2013年度の新エネルギー政策を発表した。太陽光発電用として県有施設の屋根を貸し出したり、羽布ダム(愛知県豊田市)などで小水力発電をしたりする。
 13年度の「電力・エネルギー政策パッケージ」に盛り込んだ。太陽光発電の普及促進のため、県有施設の屋根を公募により太陽光発電事業者に貸し出す制度を創設する。また、県が管理する羽布ダムなどで農業用水を利用した小水力発電設備の整備に着手する。羽布ダムの発電施設は13年度に着工し、16年度に完成する予定。
 このほか、県有施設で設備機器の運用設定の変更といった省エネルギー対策の導入手法を検討。豊川浄化センター(同豊橋市)など2カ所の下水処理施設で下水処理時に発生するガスをエネルギー利用する事業を始める。電力・エネルギー政策パッケージは中長期的なエネルギー政策の方向性と主な施策を示す。

転載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420130319hmaq.html