2013年3月6日水曜日

東京発電、さいたま市水道局と配水施設に小水力発電新設

・-----2013/02/22、日刊工業新聞

------小水力発電ニュース------
 東京発電(東京都港区、中村寛征社長、03・6371・5200)は2013年度中に、さいたま市水道局と共同で、上水道の配水施設に小水力発電を2基新設する。出力はそれぞれ約65キロワットで、全量を施設内で自家消費する。施設で使う電力量のうち、20%程度をまかなえる。小水力発電は保守点検時を除けば24時間365日稼働できる。両者はこれまでも共同で市内の配水施設内に2カ所の小水力発電を設置した実績がある。
 配水場は、浄水場から送られる水を調整し、家庭や企業に送る施設。発電設備を新設するのは、尾間木配水場(さいたま市緑区)と深作配水場(同見沼区)で、埼玉県の大久保浄水場(同桜区)から高圧で送られる水の圧力と流量を利用し、発電する。適切に配水するためにはこれまで調整弁を用いて減圧していた。水力発電設備に置き換えることで、圧力の余剰部分を「未利用エネルギー」として回収、電力に変える。


つづき
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0820130222qtke.html