2011年12月7日水曜日

百聞百見とくしま:佐那河内村 期待膨らむ小水力発電 徳島

-----毎日新聞、2011/12/05


------小水力発電ニュース------
◇県、普及に向け実証実験
 原発事故で自然エネルギーへの関心が高まる中、県と佐那河内村が小水力発電の本格活用に向けた取り組みをスタートさせた。県は11月下旬、村内に発電機2基を設置し、実証実験を開始。実験で得たデータなどを各市町村に提供し、県内での小水力発電の普及につなげたい考えだ。村も常設発電所の設置に向け独自の調査に乗り出しており、エネルギーの“地産地消”の実現に関係者の期待も膨らんでいる。【阿部弘賢】
 村内では1922年から、佐那河内水力電気(現四国電力)が大川原高原に近い山あいで小水力発電所を稼働させた歴史がある。老朽化で発電所としては73年に停止したが、水路などの設備や土地は村に譲渡され、現在も下流域のかんがい用水として使われている。
 県の実験は、この設備を利用し、5キロワットの発電機2基を貯水池の下流約300メートルに2カ所設置。園瀬川から引いた水で発電した電力を近くのキャンプ場内に設置したモデルハウスなどに送り、発電量や発電効率などのデータを集めている。
 現地では今月3日から見学会が開かれ、関係者が視察に訪れている。モデルハウス内にはテレビなどの電気製品を備え付け、リアルタイムで消費電力が表示される。小水力発電の仕組みを解説するパネル展示のほか、周囲では電動自転車や電気自動車などの試乗もでき、・・・

つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111205-00000201-mailo-l36