・-----信毎web、2011/12/07
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小水力発電ニュース------
下水内郡栄村は6日、県北部地震の被災者らが暮らす仮設住宅で、入り口に敷いた凍結防止マットの電源として、村内にある小水力発電装置の電力利用を始めた。入居している4世帯6人のうち、半数は75歳以上のお年寄り。「凍結で転んでけがをすることがないように」と導入を決めた。
発電装置は昨年12月、県小水力活用検討会(会長・池田敏彦信大教授)の調査・研究事業のため、コンサルタント業者が設置した。同村北野の北野天満温泉横にある毎分6トンの湧き水を木枠の水路に誘導して水車を回す。ことし3月までの実証実験で、約500ワット発電できると分かった。湧き水は真冬でも水温が10度あるため、雪が降っても発電に使える。装置は近く村が買い取る予定という。
仮設住宅での電力活用は、池田教授が提案した。発電装置の水車は、池田教授の研究グループが開発。「せっかくの電力を有効活用してほしい」と、・・・
つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20111207/KT111206SJI090012000.html