2013年7月8日月曜日

遂にブーム到来の小水力発電、設置計画が各地で急増

・-----産業ダイムズ社、2013/07/05

------小水力発電ニュース------
   
 再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)が開始されて1年が経とうとしているが、太陽光発電だけでなく小水力発電にもブームが到来しており、国内 各地で売電目的の設置計画や事業可能性調査が始まっている。また、政府が水利使用の許可を得ている水路で水力発電を行う従属発電の許可手続き簡素化を進め るなど、小水力発電普及のための環境も次第に整ってきている。
 従来、小水力発電は、山脈や河川に恵まれた中部地方での整備が目立ったが、最近は九州南部や四国南部での開発案件も増えている。また、FIT開始以前は 農業用水など既存の用水路を利用して発電するケースが多かったが、今後は経済性と量産効果を追求する必要から、水流の落差と流量が豊富な一般河川の水を利 用して、数百~数十万kWを発電する設備が増加すると予想されている。(写真は丸紅子会社の三峰川電力が所有する長野県の三峰川水力発電所)

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