2013年7月8日月曜日

北海道電力が水力発電所を増強、70年前のものは取り壊し

・-----スマート・ジャパン、2013/07/02

------小水力発電ニュース------
 北海道電力はさまざまな水力発電所を順次新設している。2013年7月からは帯広の北西、道央の新得町に新岩松発電所の建設を開始する。従来の岩松発電所を取り壊し、一部の設備を再利用する形だ。 [畑陽一郎,スマートジャパン]

 北海道電力が水力発電所の増強を進めている。現在公表されているのは、揚水発電にのみ使う京極発電所(北海道京極町、60万kW)の他、小水力発 電所のユコマンベツ発電所(北海道東川町、690kW)と調整池式・ダム水路式の新岩松発電所(北海道新得町、1万6000kW)の3カ所だ(図1)。京 極発電所とユコマンベツ発電所は既に着工しており、2014年から順次運転を開始する。

※図省略
 図1 2013年3月時点の電源開発計画。出典:北海道電力が公開した図版を編集

新岩松発電所は2013年7月に着工を予定する。総工事費60億円を投じて、既存の岩松発電所を置き換える形だ(図2)。岩松発電所は1942年 に運転を開始した70年前の設備。「経年劣化が著しく、改修するよりも、ほぼ同じ位置に新設する方がよい。発電量も増える」(北海道電力)。岩松発電所の 出力は1万2600kWであり、これが新岩松発電所では1万6000kWに増える・・・

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1307/02/news065.html